メンズの皆さん、毎朝のヘアセットに悩んでいませんか？「ワックスはセット力が強すぎる」「ヘアオイルはナチュラルすぎる」そんなお悩みをお持ちの方に、今注目のアイテム「ヘアバーム」をご紹介します。本記事では、ヘアバームと他のスタイリング剤との違い、正しい使い方、選び方のポイント、さらにはおすすめ商品の紹介まで、理想の髪型を簡単に作るための情報を余すところなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、手軽にナチュラルで清潔感のあるスタイリングが楽しめるようになるはずです。
ヘアバームとは？他のスタイリング剤との違い
ヘアバームは、自然由来の成分を中心にしたオイルを固形化させた、バターのようなテクスチャーを持つスタイリング剤です。ここでは、メンズに一般的に使われるワックスやヘアオイルとの違いについて詳しく見ていきましょう。
ワックスとの違い
ワックスは、髪を立ち上げたりボリュームを出すために使用され、強いセット力が特徴です。短髪で前髪をしっかりとかき上げたい場合など、キープ力が求められるスタイリングに向いています。一方、ヘアバームは固めすぎないナチュラルなまとまりを作ることができ、柔らかいツヤ感や自然なウェット感を演出するのに適しています。髪がうねったり広がったりしやすい人には、ヘアバームの方が扱いやすい場合も多いです。
ヘアオイルとの違い
ヘアオイルは、髪に潤いやツヤを与えてダメージを防ぐ役割があり、アウトバストリートメントとして使うことが一般的です。しかし、ヘアバームはヘアオイルの効果に加え、スタイリング剤として髪をまとめ上げる効果も持っています。髪全体に自然なまとまりとツヤを与えるため、ヘアセットの際に毎朝手軽に使うことができる点が魅力です。
メンズヘアバームのメリット
メンズがヘアバームを使う理由は多岐にわたります。ここでは、主なメリットについて詳しく解説します。
ナチュラルな仕上がりと柔らかなツヤ感
ヘアバームは、ワックスのような強引なセット感がなく、自然なまとまりを作り出します。柔らかなツヤ感をプラスし、クセのある髪や広がりやすい髪をしっかりまとめてくれるので、ナチュラルながらも洗練された印象に仕上げることができます。
保湿効果とダメージケア
多くのヘアバームには、シアバター、アルガンオイル、アロエベラ、セラミドなどの保湿成分や美髪成分が配合されています。これにより、ヘアセットと同時に日中の紫外線やドライヤーによるダメージから髪を守るケアが可能です。さらに、パサつきや枝毛の改善、髪のまとまりをよくする効果も期待できます。
マルチバームとしての使い勝手の良さ
ヘアバームは髪だけでなく、手や唇、さらにはハンドクリーム代わりなど、全身のケアにも使えるマルチなアイテムです。朝の忙しい時間でも、スタイリングと同時に簡単な保湿ケアができるため、特に忙しい現代の男性にとっては大変便利なアイテムと言えるでしょう。
ワックスとヘアオイルの中間という最適なテクスチャー
硬すぎず、べたつきすぎない独特の質感は、従来のワックスやヘアオイルでは得られない中間的な仕上がりを実現します。髪のボリュームダウンや束感を出しつつ、自然な流れをキープするため、朝のセットがとても簡単になります。
ヘアバームの正しい使い方
正しい使い方をマスターすることで、理想の髪型を作るのが一層楽になります。ここでは、メンズ向けのヘアバームの使い方を基本から応用まで詳しく解説します。
① 適切な量の確保―枝豆1粒分を目安に
ヘアバームは、初めは少量（枝豆1粒分程度）から使用するのがおすすめです。量を必要に応じて増やすことで、髪がべたつきすぎるのを防ぎながら、十分なまとまりを作ることができます。髪質や毛量に応じて、徐々に調整してみましょう。
② 手のひらで温めて溶かす
ヘアバームを手に取ったら、まず手のひらの体温でしっかりと溶かします。固形のまま使用すると、部分的になじみにくくなり、髪にムラが出てしまう原因となります。溶かすことでオイル状になり、全体にスムーズに伸びやすくなりますので、しっかりと体温を伝えて十分に馴染ませることが大切です。
③ 髪の中間から毛先に重点的に塗布
従来のワックスでは根元から使用することが一般的ですが、ヘアバームの場合は髪の中間から毛先にかけて使用します。これにより、髪全体に自然なまとまりと束感を与えることができます。特に毛先に軽く指で整えることで、束感が強まり、仕上がりがより洗練されます。
④ ヘアドライによる下準備
もしセット力が足りなさそうな場合は、まずヘアドライで髪の根元をしっかり立ち上げることがポイントです。乾いた髪にヘアバームを使用することで、不要なベタつきを防ぎ、ナチュラルなセット力を活かすことができます。
メンズヘアバームの選び方
市場にはさまざまなヘアバームがありますが、自分の髪質やスタイリングしたい髪型に合ったものを選ぶことが重要です。以下のポイントを参考に、自分にぴったりのアイテムを見つけましょう。
① 美髪成分が配合されているか
シアバター、アロエベラ、ホホバオイル、アルガンオイルなど、保湿効果やダメージケア効果のある成分が配合されている製品は、スタイリングだけでなく毎日のヘアケアとしても優秀です。特に髪のパサつきやダメージが気になる方は、こうした成分が入っているアイテムを選ぶと良いでしょう。
② 目的に合わせたセット力
ヘアバームにも、キープ力重視タイプとナチュラルなまとまり重視タイプがあります。たとえば、朝のセットを長時間キープしたい方は、キープ力が高いタイプを。ふんわりと自然な仕上がりを求める場合は、油分多めで伸びの良いタイプがおすすめです。自分の求めるスタイルに合わせて、用途に最適な製品を選びましょう。
③ お好みの香りを重視
ヘアバームは、香りも大きな魅力のひとつです。香り付きの製品は、ちょっとした香水代わりになり、髪が揺れるたびに心地よい香りが広がります。さわやかで清潔感のある香りや、落ち着いた大人の香りなど、シーンに合わせて使い分けるのも楽しいポイントです。
| 項目 | ワックス | ヘアオイル | ヘアバーム |
|---|---|---|---|
| テクスチャー | 固め・粘度高い | 軽く、サラサラ | バター状でオイル状にも変化 |
| セット力 | 高い | 低い（主にツヤ・保湿用） | 中程度（ナチュラルまとめ） |
| 用途 | 短髪・立ち上げ | アウトバストリートメント | 自然なまとまりと保湿ケア |
おすすめメンズヘアバーム3選
ここでは、数ある中でも特に評価の高いメンズヘアバームを3つご紹介します。どれもナチュラルな仕上がりと保湿効果に優れており、日常のスタイリングを簡単にしてくれる逸品です。
1. ヘアワックス（ザ・プロダクト）
ザ・プロダクトのヘアワックスは、実はヘアバームとしても使えるマルチなアイテムです。シアバター、ビーズワックス、ビタミンE、アロエベラといったこだわり成分が配合され、ウェットなまとまりと保湿ケアを両立させます。手のひらで温めるとオイル状に変化し、髪全体に均一に伸びるので、サロン帰りのような仕上がりを実現。スタイリング後はリップやハンドケアとしても使える点が魅力です。
2. BOTANIST（ボタニスト）ボタニカルヘアバーム
ボタニストのボタニカルヘアバームは、セラミドや植物由来の保湿成分を豊富に含んでおり、ダメージ補修とツヤ髪を同時に叶えます。アミノ酸や植物性オイルが髪の内部に浸透し、まとまりを出しながらもしっとりと仕上げるので、パサつきや広がりが気になる方に特におすすめ。お手頃な価格ながら、コスパ抜群の使いやすさも支持されています。
3. ORIGINAL MAKERS HAIR BALM 997
ORIGINAL MAKERS HAIR BALM 997は、97.3%が天然由来成分で構成され、オリーブ油を主成分とする8種の天然オイルが配合されています。滑らかなテクスチャーながらもしっかりと髪をまとめ、手のひらで温めることで瞬時にオイル状に変化。香りにもこだわり、大人の魅力を引き出すフレッシュで洗練された香りが特徴です。スタイリングだけでなく、ハンドクリームやネイルオイルとしても使用できるのが嬉しいポイントです。
ヘアバームで作るおすすめメンズスタイリング
ヘアバームは、ナチュラルな仕上がりを求める多彩なスタイリングに活躍します。ここでは、髪の長さやスタイルに応じたおすすめのスタイリング方法をいくつかご紹介します。
① 前髪を下ろした正統派マッシュショート
前髪をナチュラルに下ろし、全体に丸みをもたせたマッシュショートは、ヘアバームの得意なスタイルです。まず、髪全体に適量のヘアバームを均一になじませ、サイドや後ろ髪が広がりすぎないように調整します。トップの髪には少し多めにつけ、束感を意識しながらふんわりと整えると、清潔感とモダンな印象が得られます。
② 大胆セクシーなかき上げショート
前髪が長めの場合、センターパートや斜めに分けることで、かき上げスタイルにチャレンジしてみましょう。髪の根元をしっかりヘアドライで立ち上げた後、ヘアバームを軽くなじませると、強めのワックスを使わなくても自然なキープ力が得られます。ほどよいナチュラル感があり、セクシーでありながらも清潔感のある仕上がりに。
③ 自然なまとまりを生むミディアムボブ
髪が長い方やミディアムスタイルの方には、ヘアバームの保湿成分が特に効果的です。全体にヘアバームをなじませた後、毛先に向かって軽く束感を出すよう指で整えます。パサつきや広がりを抑えながら、ツヤ感としなやかな動きを演出することで、アンニュイな雰囲気と上質なまとまりを実現できます。
ヘアバームのよくある質問と解決策
ヘアバームを使い始めると、いくつかの疑問が浮かぶかもしれません。ここでは、よくある質問とその解決策について解説します。
Q. ヘアバームは濡れた髪でも使えるの？
A. ヘアバームは、乾いた髪にも濡れた髪にも使えます。しかし、スタイリング剤として使用する場合は、乾いた髪に使うのがおすすめです。濡れた髪に使用すると、アウトバストリートメントの役割としては優秀ですが、セット力が十分に発揮されず、均一な仕上がりにならないことがあります。
Q. ヘアバームを使ってもセット力が足りない場合はどうすればいい？
A. セット力が足りない場合、考えられる原因は2つあります。まず、ヘアドライで髪の根元をしっかり立ち上げる下準備が不足している可能性があります。また、自分の髪型やスタイルに合っていない場合もあるため、キープ力が高いワックスとの併用や、量を調整して適切な仕上がりになるよう試行錯誤することが大切です。
Q. ヘアバームを使うとベタついてしまうのはなぜ？
A. ヘアバームを使いすぎてしまうと、髪がべたついてしまう原因となります。初めは枝豆1粒分程度の量から始め、必要に応じて徐々に足していくのがコツです。また、手のひらで十分に温めて溶かすことで、均一に髪に伸びやすくなり、べたつきを防ぐことができます。
まとめ―ヘアバームで理想の髪型を簡単スタイリング！
ヘアバームは、従来のワックスやヘアオイルの迷走から一歩抜け出し、自然でナチュラルなまとまりとツヤ感を実現する新感覚のスタイリング剤です。保湿効果やダメージケア、さらには全身ケアまで可能なマルチな一品として、多くのメンズに支持されています。正しい量や塗布方法、用途に合わせた選び方をマスターすることで、毎朝のセットがぐっと楽になり、憧れの髪型に簡単に近づけるでしょう。
今回ご紹介した使い方やおすすめ商品の情報を参考に、まずは一度ヘアバームを取り入れてみてください。ナチュラルながらも洗練されたヘアスタイルが、あなたの日常に新たな魅力と自信をもたらしてくれるはずです。自分の髪質やスタイルに合わせて、ベストな使い方を見つけ、忙しい朝でも手軽に理想のスタイリングを実現しましょう。
日常のルーティンにヘアバームを取り入れることで、サロン帰りのような仕上がりを自宅で手軽に再現できます。自分に合ったアイテムを選び、適量を見極めることが、ナチュラルで動きのあるスタイリングの秘訣。忙しい朝の時短はもちろん、休日のお出かけやデートシーンでも、清潔感と上品さを同時に演出できるのが魅力です。
これまでワックスやヘアオイルで同じスタイリングを試み、なかなか理想の仕上がりが得られなかった方でも、ヘアバームの柔らかいテクスチャーと保湿成分を活かした新たなヘアセット技術を試してみてください。自分の髪に最適な使い方を見つけることで、日々のヘアケアがより楽しく、そして効果的なものになるでしょう。
ヘアバームの正しい使い方とさまざまなスタイリング方法、さらにおすすめ商品の知識を身に付ければ、あなたも今すぐ理想の髪型に一歩近づけるはずです。ナチュラルなまとまり、ふんわりとしたツヤ、そして清潔感あふれる仕上がりで、周囲に好印象を与える髪型を手に入れましょう。今までのスタイリングの常識を覆す、新たなヘアセットの世界へ、ぜひ飛び込んでみてください。
メンズヘアバームの魅力は、シンプルな使い方とその多機能性にあります。朝の忙しい時間でも、数ステップでサラリと仕上がるので、時間に慌てることなく、ゆとりあるスタイリングが可能です。さらに、香りや保湿成分によって、髪だけでなく全身のケアまでカバーできるため、まさにオールインワンアイテムとして活躍します。
以上のポイントをふまえ、今回の記事が皆さんのヘアセットの参考になれば幸いです。ヘアバームを上手に使いこなして、毎日のスタイリングをもっと手軽に、そしておしゃれに楽しんでください。理想の髪型を手に入れて、洗練された大人の魅力をぜひ引き出しましょう！
