夏になるとどうしても気になるのが「蚊」。特に蚊に刺されやすい体質の人は、刺されるたびに不快感だけでなく、感染症のリスクまで感じることもありますよね。今回の記事では、NHKの人気番組「ためしてガッテン」で紹介された最新の科学的根拠に基づく蚊対策について詳しく解説します。さらに、意外にも「足の臭い」とは関係ない、蚊に刺されやすさの秘密についても掘り下げていきます。
世界で最も危険な生き物「蚊」とは?
実は、蚊は人類にとって「最も危険な生き物」と言われています。その理由は、蚊がマラリアやデング熱、日本脳炎など、数多くの感染症を媒介するためです。世界では年間100万人以上が蚊が媒介する病気で命を落としているという衝撃の事実もあります。
| 蚊が媒介する代表的な病気 |
|---|
| マラリア |
| デング熱 |
| ジカ熱 |
| 日本脳炎 |
| 西ナイル熱 |
第二次世界大戦中も、南方戦線で多くの兵士が蚊媒介のマラリアに感染し大変な被害を受けました。そこから蚊の殲滅作戦や殺虫剤「DDT」が開発されるなど、人類と蚊の戦いは歴史的に長く、今も続いています。
中学生が大発見!蚊に刺されやすい人の秘密とは?
驚くことに、蚊に刺されやすい理由は体温や汗、アルコール摂取だけではないことが、最近の研究で分かってきました。なんと京都教育大学附属高校の当時16歳の学生、田上大喜(たがみ・たいき)くんが、蚊が刺しにくい・刺されやすい人の違いに「足の常在菌の種類」と関係があることを発見しました。
足の常在菌の「種類の多さ」がカギ
田上くんは自分の兄と妹の足の常在菌を比較。すると刺されにくい兄は約500種類、刺されやすい妹は1279種類の菌が足に存在していることが分かりました。
つまり、蚊は足の臭いではなく、菌の多様性に反応して刺しにくる可能性が高いというのです。この発見はカリフォルニア大学の蚊の権威、アンソニー・ジェームズ教授からも評価されています。
これまでは「体温が高い」「汗をかいている」「お酒を飲んだ」などが蚊に刺される原因とされていましたが、一番の決め手は足の常在菌の「多様性」と言っていいでしょう。
科学的に効果が証明された「ガッテン流 蚊に刺されない方法」
では、実際に私たちが今日からできる簡単な蚊対策とはどんなものがあるのでしょうか?「ためしてガッテン」で紹介された方法を中心にまとめました。
1. 足をアルコールで拭く(または石けんでよく洗う)
足の常在菌バランスをリセットすることで、蚊の嗅覚センサーに反応しにくくなります。お出かけ前や散歩の前に、アルコールシートやジェルで足裏を拭くことが効果的。
実際に試した方の体験談:学校行事のハイキングで、息子さんが虫除けシートで足を拭いて出かけた結果、周りの友人は刺されているのに、ほとんど刺されなかったという声もあります。
2. 清潔な靴下に履き替える
1日履いた靴下には常在菌が繁殖し、蚊を引き寄せる要因に。外出前に清潔な靴下に履き替えるだけでも効果があります。汗をかいた場合はこまめに履き替えましょう。
3. ハッカ油スプレーを活用する
ハッカの香りは蚊が嫌う匂いのひとつ。水や無水エタノールで薄めたハッカ油スプレーを足や腕にこまめに吹きかけると効果的です。肌に優しいので子どもにも安心して使えます。
| ハッカ油スプレーの作り方 | 分量 |
|---|---|
| ハッカ油 | 5滴 |
| 精製水または無水エタノール | 50ml |
これをスプレーボトルによく振ってから使いましょう。夏の虫よけ以外にも、頭や首元にスプレーすれば涼感を得られたり、マスクに付けると呼吸が楽になったりと多用途で役立ちます。
4. 市販の虫除けスプレーを正しく使う
薬効成分として「ディート」や「イカリジン」配合の虫よけスプレーは有効です。ただし、塗りムラがあるとそこから刺されるので丁寧に全身に塗ることが大切。スプレーした後、手で伸ばして隙間なく塗りましょう。
日常での蚊対策ポイントまとめ
| 対策方法 | ポイント |
|---|---|
| 足をアルコールで拭く | 常在菌リセットで蚊の感知を低減 |
| 清潔な靴下を履く | 菌の繁殖を防ぎ蚊を遠ざける |
| ハッカ油スプレーを活用 | 蚊が嫌う香りで効果的な忌避 |
| 虫除けスプレーの正しい使用 | 全身にムラなく塗布が効果UPのカギ |
実践者の声:試したら刺されなかった!
多くの実践者が、「足をアルコールで拭いた後に庭でビールを飲んでいたにも関わらず、一度も刺されなかった」という体験談を寄せています。抗菌とハッカ油の組み合わせは特におすすめです。
ただし、個人差はあります。効果があまり感じられなかった方もいるため、複数の対策を組み合わせて自分に合った方法を見つけることが大切です。
まとめ|蚊対策は「足の菌をリセット」+「香り」で快適に!
「ためしてガッテン」で紹介された蚊に刺されないための最新対策は、難しい薬品も高額な装置も必要なく、すぐに誰でも実践できる方法ばかりです。
- 蚊に刺されやすさの決め手は「足の常在菌の種類の多さ」だった
- 足をアルコールや石けんで清潔に保つことが蚊よけに有効
- ハッカ油スプレーは肌に優しく、香りで蚊を寄せ付けない強力な味方
- 薬剤入りの虫除けスプレーは塗りムラに注意して使うことが重要
これからの季節、ぜひこの“菌リセット”+“香り”の対策で蚊に悩まされない快適な夏を過ごしてみてはいかがでしょうか。
続けて、足の臭いの悩みも気になる方は「ためしてガッテンの足の臭いの消し方」特集も参考にするとよいでしょう。臭いと蚊刺されは別の問題と理解しつつ、日常のケアを充実させていきましょう。









